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【超有名】星野リゾートから学ぶ理想の上司像と働き方!

どうも。

早いことに5月も終わりが近づいていますね。

 

今春、仕事を始めた人も少しずつ慣れてきた頃でしょうか。

そろそろ上司への不満や愚痴なども増えてくると思いますが、どんなイメージを持っていますか?

 

今回は、上司は偉くないということを。。。 では。

 

上司(役職つき)は偉いわけではない

そもそも、上司ってナニモノなんでしょうね。

 

上司(じょうし)とは、会社官庁などで、自分より地位が上の人のことを言う。

  

 ↑ウィキペディアによると、こういうことらしいです。

単純に「地位・立場が自分よりも上の人」が上司ですよ、ってことですね。

 

ちなみに、公務員だと上司の命令は絶対に従わないといけないという法律があるみたいです。万が一、公務員の上司がとんでもないワルモノだったとしたら、、、、考えただけでも恐ろしいですね。

 

さて、話は戻して、公務員に限らず、そこら中にある企業・団体などには必ず上司と部下という関係性は出てくるものです。ほぼほぼ避けられないでしょう。

 

そして、さらに「上司と部下という人間関係でストレスを抱えている人」もたくさんいるはずです。その中でも、上司と合わなくて会社をやめた(もしくはやめたい)という新人は多いのではないでしょうかね。

 

 実際に、自分の周りにもたくさんいますし、何より自分も人間関係で散々悩んできました。

 

果たして、「上司って偉い」んでしょうか?

 

答えはNOです。

(ほとんどの上司は年上の人だと思いますが、人として最低限の敬意は払いましょうね)

 

立場上、部下に指示を出したり指導したりすることが多いですが、それは上司(または管理職)だからであって偉いからではありません。

 

逆も然り。偉いから挨拶したり指示に従ったりするんではなくて、上司だからするのです。

 

今、肩書きとか地位に固執している人がどれだけいるかは分かりませんが、もし偉そうにしている上司がいたら退職を考えたほうがいいかもしれませんね。

 

 

立場が上なだけ!偉いから上司ではない

仕事だけに限らず、「偉い」っていう勘違いの概念はいろんなところにあります。

 

例えば、学校の先輩と後輩。親と子。社員とバイト。。などなど。

 

中学、高校なんかは特に「その感じ」が強いですよね。

買い物のパシリにされたり学校ですれ違ったら立ち止まって挨拶、部活の準備は全部新入生などが代表ですかね。

 

今だから言えることは、たかだか1.2年の差でなにいばってんだって思いますが、どの時代も避けては通れないところでしょう。

 

そして、親子。

子どもは親の所有物ではないのに、あたかも自分のものかのように扱う親もちらほら見かけますね。

 

子どもはやりたくないのに親の意向で無理やり習い事に通わせたり、親が忙しいのを子どもに押し付けたり。

 

まるで奴隷のようですが、そのような光景がいくつも見られます。

そんな環境にいた子どもが成人し就職したらどうなるのか?

 

親の責任っていうのは一生つきまとうでしょうね。

 

全部に共通しているのが、立場が上なのが先輩、親なだけであって決して偉いわけではないということ。

 

幼少期から、立場が上と偉いっていうのを勘違いしていたら、就職して上司に会ったときに「この人は偉い」ってまた勘違いするでしょう。

 

断言してもいいですが、上司だから偉いって言っている人はとんでもない勘違いをしてます。

 

これではいつまでも「働き方改革」「働かせ方改革」なんかはできませんね。

 

 

現場で働く社員が上司を動かす

 

世の中には、上司は偉いどころか部下の声を丁寧に拾い上げる企業もたくさんあります。

 

その代表例と言ってもいい企業が「星野リゾート」。 

言わずと知れた観光業界の大企業です。

 

各地域に星野リゾートの施設がありますが、それぞれ地域性や環境に合わせた素晴らしいアクティビティやおもてなしの内容があります。

 

例えば、「奥入瀬渓流ホテル」。

このホテルでは、苔をテーマにしたアクティビティが用意されていて、その中でも苔さんぽは人気が高く参加者が増加したそう。

 

今では人気アクティビティとなっていますが、これを考えた人はただの従業員。

まだ企画段階の時、社長は反対していたというのも驚きですね。

 

にもかかわらず、現在は人気アクティビティとなっているのはどういうことか?

 

それは、苔さんぽの発案者が趣味の延長で発案したことホテルの魅力をわかっているのは現場で働いている従業員だということを社長が理解していたことの2つが大きな要因でしょうね。

 

最終的には、従業員たちの熱意に負け社長も苔さんぽを認めることとなったそうです。

 

さらには、北海道のトマム。

ここで有名と言ったら雲海テラスですね。あれは素晴らしいです。

 

この雲海テラスも、お客様にも雲海を見せたいという従業員の想いから、社長にプレゼンし、実現した例です。

 

 奥入瀬渓流ホテルとトマムの両方に共通して、上司の意見をただ聞いて働いているだけでは到底思いつかなかった企画ばっかりです。

 

上司が偉いから上司のいうことはなんでも聞く。

部下の自分が上司に提案なんてできない。

 

そんな環境では、いつまでたっても「上司=偉い」という洗脳がとけません。

 

上司は偉いのではなく、現場レベルで働いている人の意見を汲み取る役割で、ただ立場が上というだけです。

 

星野リゾートの各施設は先ほど紹介した施設以外にも、さまざまな施設がありますが、どこでも現場からの声を汲み上げていると聞きます。

 

その現場の声を汲みあげるのが上司の責任であって、「上司=立場が上」ということなのです。

 

立場に関係なく意見を言える環境を整えていますか?

 星野リゾートの例を出しましたが、みなさんの身近に上司ぶってる人はいませんか?

 

上司というのを偉いと勘違いしている人はいませんか?

 

立場が上というのは意識しないといけませんが、上司からのトップダウンで日頃仕事をしていると成長はありません。

 

仕事上では、上司も部下も意見を言い合えるくらいでないと、発展しません。

 

そういう意味では、上司の仕事とは立場なんて関係なく意見を言えるような環境を整えることですね。

 

地位や名声なんぞにとらわれてくだらないプライドに生かされている上司に気を使うより、おかしいと思ったことはおかしいと言い、提案があったらすぐに提案できるくらいの人物が今後は必要とされていきます。

 

今回紹介した星野リゾートの働き方は今後仕事をしていく上では参考になることばかりです。

 

上司はどんな働かせ方をすべきなのか?

従業員は何を第一優先して動くべきなのか?

そもそも顧客満足とはなんなのか?

 

本来の仕事への向き合い方だけではなく、顧客満足を高めるためのマーケティング力や企画力なども参考になります。

 

働き方や上司(部下)との接し方に悩んでいる人は、一度、星野リゾートの施設にいくことをオススメします。

 

また、星野リゾートでの人気アクティビティの実現の裏側顧客満足を高めるためのノウハウなんかを実例とともに紹介してくれる素晴らしい本もあります。

 

上司部下に関係なく、一度読んでみることをオススメします。

 

今までの自分の働き方とはなんだったのか、自分の価値観を一新させるほどの衝撃があります。